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2013 夏号 Vol.84

営農レポート

チャレンジ農業支援センター開設について

農業者の創意工夫とチャレンジ精神の発揮をサポートするため、(公財)東京都農林水産振興財団内に「チャレンジ農業支援センター」が本年4月に開設されました。そこで、今回はこの事業の概要を紹介します。

チャレンジ農業支援センターとは

農業経営のさらなる向上や新しい分野への挑戦、取引先の開拓などに取り組み、自らの農業経営を発展させようとする意欲ある農業者(個人、グループ等)に対して、実務に明るいマーケティング、流通、経営、情報等の専門家を派遣して直接アドバイスを行います。
立川市富士見町の庁舎内に相談窓口(部屋)が設けられています。

支援の内容

●相談

農業者の皆さまが抱える問題、課題についてセンターのスタッフが直接訪問するかセンターでお話を聞き、解決のためのサポートを行います。また、各地域に出向いて農業経営に必要なテーマでの研修会等を同時に行う地域相談会を開催します。

●専門家の派遣

センタースタッフによる相談会等により明らかとなった課題解決のために、申し込みいただいた農業者の皆さまのところに専門家を派遣(センタースタッフも同行)して直接アドバイスするなどの支援を行います。

※専門家は5回まで派遣が可能で、費用は無料です。

●講演会の開催

普及センター、農業関係団体等と連携して独自の農業経営を展開する農業者等を招いた講演会等を開催し、農業者の皆さまの経営意欲の増進を図ります。

こんな時に利用できます

  • 収益性の向上に向けて、生産や販売など経営全体を見直したい
  • これまでの販路を見直して、新しい販路を開拓したい
  • 育てた野菜を使った加工品を開発して、販売したい
  • 農畜産物をアピールするために、袋やシールのデザインをつくりたい
  • 仲間と共同事業のやり方を勉強するための研修会を開きたい
  • 農家レストランを開業して経営を多角化したい
  • 地域特産の農産物を「ブランド化」して生産と販売を拡大したい
  • 後継者に引き継ぐため、今後の農業経営について相談したい

※その他、農業経営に関することであれば、どんなことでもご相談ください

対象となる方

1 東京都内の全ての農業者(法人も含む)

これから就農を予定している後継者等も対象となります

2 農業者が構成するグループや団体等

※上記の方以外は支援センターにお問い合わせください

支援の流れ

農業経営を「こんな風にしてみたい」「どうしたらもっと良くなるだろう」と考えておられる方や、チャレンジ農業支援センターについて詳しく知りたい方は、まずはJAまたは普及センターまでご相談ください。

支援の流れ